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福島県・原発のまち楢葉から春の便りが届きました

東日本大震災による福島県の人災とも言える原発事故が起きて8年目の春を迎えました。楢葉でご住職をされているご主人は、原発事故当初から檀家さんのお墓を守るとお寺に留まり、ご自身はいわき市へ避難されたHさん手紙での交流が始まってまる5年がたちました。

ご主人は現在でも原発被害者への国の責任と生活保障を求め、原告団代表として裁判中です。ご主人たちの裁判支援のための財政活動として、Hさん手づくりの絵葉書と一筆箋の普及運動が新聞で案内され、私にでもできることから支援をとの思いからでした。

3年前、避難解除になって楢葉に戻ってこられたHさん。今年3月9日の東京での「福島を忘れない!3・9全国集会」に参加されたとのこと。今年も楢葉では3・11を静かに迎えたけれど、2時46分、あの地震さえなければとくやしい思いを胸いっぱいにしたと。テレビの特集によると、大熊・浪江は避難解除に向けて話が進んでいるようですが、せっかくふるさとに、我が家に帰ってきても、周りには誰もいなく、農業も出来ず、何もすることがなく、死を待つだけの帰還生活になってしまっているという報道もあり、何でこんな思いをしなくてはならないんだろう!精一杯生きてきただけなのに・・・と思うとくやしくて涙がでてきますと。

東京オリンピックは「復興五輪」と名付けられたそうですが、聖火はHさんの楢葉町のサッカー場から出発するとのこと。復興もしない、町の人もそんなに帰ってきていない所からの出発なんて、ただのパフォーマンスでしかない自分たちの気持ちの逆なでするような行為にしかならないのですが・・・と憤りをぶつけておられました。

梅の花も満開を過ぎ、桜のつぼみが少しずつ大きくなり、暖かい日が続き、東北にも春の息吹が感じられるようになったとの便りでした。が、大阪の選挙も大変そう、健康に気を付けて頑張ってと慰労の文字が涙で滲んでしまいました。原発のない社会をつくっていくのは私たち。忘れない、あきらめない、闘い続けるのみ!Hさんの便りにあらためて奮起した私の8年目の3月11日でした。

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